✅ JavaScriptの特徴とは?
JavaScriptは、Webブラウザ上で動くプログラミング言語として誕生しましたが、現在ではサーバーサイドやスマホアプリなどにも使われる超万能な言語です。
ここではJavaScriptの基本的な「特徴」について整理します。
特に覚える必要はないので、軽く読んで知っておきましょう。
✅ JavaScriptの主な特徴
1. ブラウザ上で動く
HTMLやCSSと連携して、Webページに動きをつけられる
例えば、ボタンを押したときにアラートを出す、メニューを開く、フォームを検証するなど
alert("こんにちは、JavaScriptです!");

2. 動的型付け(Dynamic Typing)
- 変数の型(数値・文字列など)を 明示的に指定しなくていい
- 型があとからでも変わる
let value = 10; // 数値
value = "hello"; // 文字列に変わってもOK
※ 型を後から変更するのは実際の開発ではおすすめできません
3. 関数がファーストクラス
- 関数を 変数に代入したり、関数の引数や戻り値として使える
- JavaScriptは「関数型の考え方」も得意
const greet = () => "Hello!";
const callFn = (fn) => fn();
console.log(callFn(greet)); // Hello!
コールバック関数などはよく使われる単語です。
4. 非同期処理(Promise / async/await)
- ネットワーク通信やタイマーなど、時間のかかる処理を待たずに先に進める
- Promise や async/await で非同期処理を簡潔に書ける
const fetchData = async () => {
const res = await fetch("https://api.example.com/data");
const data = await res.json();
console.log(data);
};
5. オブジェクトベースの柔軟な設計
- オブジェクト(連想配列のようなもの)を自由に使える
- JSONとの親和性も高いのでAPI開発・利用にも強い
const user = {
name: "Taro",
age: 25
};
console.log(user.name); // Taro
6. クロスプラットフォーム対応
- Webだけじゃなく、Node.jsを使えば サーバーサイドでも動作可能
- React Nativeでスマホアプリ、Electronでデスクトップアプリも作れる
✅ JavaScriptが使われる場面
- Webアプリ(フロントエンド・バックエンド)
- スマホアプリ(React Nativeなど)
- サーバー(Node.js)
- デスクトップアプリ(Electron)
- ゲーム開発(Webベースやライブラリ利用)
✅ JavaScriptを使うメリット
- ブラウザだけあればすぐに試せる
- 圧倒的にエンジニア人口が多い(情報が豊富)
- フレームワークが豊富(React, Vue, Next.js など)
- 軽量&学習コストが低い(初心者にもおすすめ)
- 実務で多く使われている
- JavaScriptに型をつけたTypeScriptが実務で多く利用されているため、JavaScriptは基礎となる
✅ まとめ(JavaScriptの特徴)
- ブラウザ上で動き、Webを支える超重要な言語
- 書き方が柔軟で、型がゆるめなので初心者にもとっつきやすい
- 非同期処理や関数型など、奥深さもある
- Webアプリやスマホアプリなど、活躍の場が幅広い