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JavaScript関数型処理: find

関数型処理: find

✅ findとは

JavaScript の find() メソッドは、配列の中で最初に条件を満たす要素を返すメソッドです。

条件を満たす要素が複数ある場合でも、最初に見つかった1つだけが返されます。

もし条件を満たす要素がなければ、undefined が返されます。

実務ではよく使います。

✅ 基本構文

const result = array.find((value, index) => {
  // 条件をreturn
});
  • value: 現在の要素
  • index: 現在のインデックス(使わない場合は省略可)
  • 条件を満たす最初の要素が返され、条件に合う要素がない場合は undefined

✅ findの特徴

  • 最初に条件を満たす要素だけを返す
  • 条件を満たす要素がなければ、undefined が返される
  • 配列内の要素を1つずつ確認し、最初に条件を満たす要素が見つかれば、それで処理が終了する

✅ 練習

コピペではなく実際に打ち込んで練習してみましょう。

最初に10以上の数字を見つける

const numbers = [3, 7, 9, 12, 15];
const foundNumber = numbers.find(num => num >= 10);
console.log(foundNumber);
// 12(最初に見つかった10以上の数)

最初の偶数を見つける

const nums = [1, 2, 3, 4, 5];
const firstEven = nums.find(n => n % 2 === 0);
console.log(firstEven);
// 2(最初の偶数)

最初にログインしているユーザーを見つける

const users = [
  { name: "Taro", isLoggedIn: false },
  { name: "Hanako", isLoggedIn: true },
  { name: "Jiro", isLoggedIn: true }
];

const firstLoggedInUser = users.find(user => user.isLoggedIn);
console.log(firstLoggedInUser);
// { name: "Hanako", isLoggedIn: true }(最初のログインユーザー)

最初に特定の文字列を含むメッセージを見つける

const messages = ["こんにちは", "バグあり", "OKです", "エラー発生"];
const foundMessage = messages.find(msg => msg.includes("バグ"));
console.log(foundMessage);
// "バグあり"(最初に見つかった「バグ」を含むメッセージ)

✅ まとめ(find)

  • find() は配列の中で最初に条件を満たす要素を返すメソッド。
  • 条件を満たす要素が複数あっても、最初に見つかった要素だけが返される。
  • 条件を満たす要素がなければ、undefined が返される。
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