✅ for ループとは？

for ループは、繰り返し処理を行うための基本的な構文です。

特に回数が決まっている繰り返し処理に使われます。

✅ 基本構文

for (初期化; 条件; 増減) {
  // 繰り返す処理
}

• 初期化：ループの開始前に一度だけ実行（例：let i = 0）
• 条件：ループを継続するかどうかの判定（falseになると終了）
• 増減：1回のループごとに実行される処理（例：i++）

✅ forループの特徴

• 一定の回数だけ処理を繰り返すのに向いている -配列などの インデックス指定 による処理が得意
• break や continue を使ってループの制御もできる

✅ 練習

コピペではなく実際に打ち込んで練習してみましょう。

1. 0〜4 を出力する

for (let i = 0; i < 5; i++) {
  console.log(i);
}
// 出力: 0 1 2 3 4

2. 配列のすべての値を表示

const fruits = ["apple", "banana", "orange"];

for (let i = 0; i < fruits.length; i++) {
  console.log(fruits[i]);
}
// 出力: apple banana orange

3. 偶数だけを表示（continue）

for (let i = 1; i <= 5; i++) {
  if (i % 2 !== 0) continue;
  console.log(i);
}
// 出力: 2 4

4. 最初に3の倍数が見つかったらループを終了（break）

for (let i = 1; i <= 10; i++) {
  if (i % 3 === 0) {
    console.log("最初の3の倍数:", i);
    break;
  }
}
// 出力: 最初の3の倍数: 3

✅ 練習のコツ

• インデックスを使う場面に注目（例：array[i]）
• 配列の .length を使った繰り返しに慣れる
• break や continue でループの流れを制御してみる

✅ まとめ（for ループ）

• for ループは、繰り返し回数が決まっている処理に適している
• 配列の要素を インデックスで扱う場面でよく使われる
• 条件によって break（途中で終了）や continue（スキップ）もできる