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JavaScript関数型処理: forEach

関数型処理: forEach

✅ forEachとは?

forEach は、配列のすべての要素に対して順番に処理を実行するメソッドです。

JavaScriptでループ処理をしたいときに非常によく使われます。

各要素に対して何かをするために使われ、値を返すためのものではありません。

モダンなJavaScriptの書き方では、forループとインデックス番号でのアクセスではなくて、forEachを使って配列処理をすることが多いです。

✅ 基本構文

配列.forEach((要素, インデックス, 配列自体) => {
  // 各要素に対して行う処理
});
  • 要素: 各配列要素
  • インデックス: 現在のインデックス(省略可)
  • 配列自体: 元の配列(省略可)

✅ 練習

コピペではなく実際に打ち込んで練習してみましょう。

配列の中身を1つずつ表示する

const fruits = ["apple", "banana", "cherry"];

fruits.forEach(fruit => {
  console.log(fruit);
});
// apple
// banana
// cherry

インデックスと一緒に表示する

const colors = ["red", "green", "blue"];

colors.forEach((color, index) => {
  console.log(`${index}: ${color}`);
});
// 0: red
// 1: green
// 2: blue

合計を出す(外で変数を用意)

const numbers = [1, 2, 3, 4];
let sum = 0;

numbers.forEach(num => {
  sum += num;
});

console.log(sum);
// 10

オブジェクト配列をループしてログイン状態を表示

const users = [
  { name: "Taro", isLoggedIn: true },
  { name: "Hanako", isLoggedIn: false }
];

users.forEach(user => {
  const status = user.isLoggedIn ? "ログイン中" : "未ログイン";
  console.log(`${user.name} は ${status}`);
});
// Taro は ログイン中
// Hanako は 未ログイン

✅ 練習のコツ

  • console.log() を使って1つずつ出力する練習から始めよう
  • インデックス付き、オブジェクト配列など、いろんな形式で書いてみると実力がつく
  • map や for 文と使い分ける意識を持つと◎

✅ まとめ(forEach)

  • forEach は配列のすべての要素に対して処理を実行する
  • 値を返さず、主に副作用(表示、加算など)目的で使う
  • 中断不可なので、条件付き処理には不向きな場面もある
  • map や reduce との違いを意識して使おう
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