✅ 変数とは（let）

JavaScriptでは、値を保存するために「変数」を使います。

現代のJavaScriptで主に使われる変数の宣言方法は以下の2つです。

• let（再代入できる変数）
• const（再代入できない変数＝定数）

let を使った「変数」について学んでいきます。

※ varは現代のJavaScriptでは基本的には使わないため無視して大丈夫です

✅ letの特徴

再代入ができる変数

let count = 1;
count = 2; // ✅ OK
console.log(count); // 2

同じ名前で再宣言はできない（ブロックスコープ）

let x = 10;
let x = 20; // ❌ エラー（同じスコープ内で再宣言は不可）

その他情報

• ループや状態の変更に使われることが多い
• var（古い書き方）と違ってブロックスコープを持つので、意図しないバグを防ぎやすい。

✅ 練習

コピペではなく実際に打ち込んで練習してみましょう。

基本的な変数の宣言と再代入

let score = 80;
console.log(score); // 80

score = 90;
console.log(score); // 90

文字列や真偽値の代入

let name = "Yuki";
console.log(name); // Yuki

name = "Aoi";
console.log(name); // Aoi

let isLoggedIn = true;
isLoggedIn = false;
console.log(isLoggedIn); // false

配列やオブジェクトと組み合わせて使う

let items = [1, 2, 3];
items.push(4);
console.log(items); // [1, 2, 3, 4]

let user = { name: "Ken", age: 28 };
user.age = 29;
console.log(user); // { name: "Ken", age: 29 }

user = { name: "Sara", age: 22 }; // ✅ オブジェクトごと再代入もOK
console.log(user); // { name: "Sara", age: 22 }

✅ まとめ（let）

• let は再代入が可能な変数を定義するためのキーワード。
• 値があとで変わる（変える可能性がある）場合は let を使う。
• let は ブロックスコープを持つ ため、var よりも安全に使える。
• 配列やオブジェクトにも使えて、それらを後から他のものに置き換えることもできる。