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JavaScript文法基礎: function

switch

✅ switchとは?

JavaScript の switch 文は、ある値に対して複数の条件を分岐させたいときに使う構文です。

特定の変数の値に応じて、対応する処理を実行します。

if-else if が複雑になる場合に、switch を使うと読みやすくなります。

✅ 基本構文

switch (評価する値) {
  case 値1:
    // 値1と一致したときの処理
    break;
  case 値2:
    // 値2と一致したときの処理
    break;
  default:
    // どの値にも一致しないときの処理
}
  • break を入れないと、次の case に処理が流れてしまう(フォールスルー)
  • default は else のようなもの(省略可)

✅ switchの特徴

  • 値が一致する場合に対応する処理を実行する
  • if-else if の代わりに使うと見やすくなることがある
  • ===(厳密な比較)で判定される
  • break を忘れると処理が続いて実行される点に注意

✅ 練習

コピペではなく実際に打ち込んで練習してみましょう。

曜日ごとにメッセージを出す

const day = "水曜日";

switch (day) {
  case "月曜日":
    console.log("1週間の始まり!");
    break;
  case "水曜日":
    console.log("週の真ん中!");
    break;
  case "金曜日":
    console.log("もうすぐ週末!");
    break;
  default:
    console.log("普通の日です");
}
// => 週の真ん中!

数値によるランク分け

const rank = 2;

switch (rank) {
  case 1:
    console.log("金メダル!");
    break;
  case 2:
    console.log("銀メダル!");
    break;
  case 3:
    console.log("銅メダル!");
    break;
  default:
    console.log("メダルなし");
}
// => 銀メダル!

ユーザーのロールによって処理を分ける

const role = "admin";

switch (role) {
  case "user":
    console.log("一般ユーザーです");
    break;
  case "admin":
    console.log("管理者です");
    break;
  case "guest":
    console.log("ゲストユーザーです");
    break;
  default:
    console.log("不明なユーザータイプ");
}
// => 管理者です

✅ 練習のコツ

  • if-else if が長くなってきたら switch に書き換えてみる
  • break を忘れると他の case も実行されてしまうので注意
  • default は最後にまとめて書くと読みやすい
  • 数値でも文字列でも使える

✅ まとめ(switch)

  • switch は1つの値に対して、複数の分岐を効率よく書くための構文
  • 各 case に対応した処理を書き、最後に break を入れる
  • if-else より見やすく書ける場合に使うと便利
  • default はどれにも一致しないときの処理に使う
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