✅ 三項演算子とは？

JavaScript の三項演算子（条件演算子）は、if文のような条件分岐を1行で書ける記法です。

条件式 ? 真の場合の処理 : 偽の場合の処理

読み方としては、 「もし条件が true なら前者、false なら後者を返す」という意味になります。

✅ 基本構文

const result = 条件 ? 値1 : 値2;

• 条件 が true の場合は 値1 が返される
• 条件 が false の場合は 値2 が返される

✅ 三項演算子の特徴

• if/else よりも 短くスッキリ書ける
• return文と組み合わせると 1行で条件分岐ができる
• 複雑な条件分岐には向かない（可読性が下がる）
• 値を返すので、代入などに使えるのが特徴

✅ 練習

コピペではなく実際に打ち込んで練習してみましょう。

数値が正か負かを判定する

const num = -5;
const result = num >= 0 ? "正の数" : "負の数";
console.log(result);
// 負の数

ユーザーがログインしているかどうかを表示する

const isLoggedIn = true;
const message = isLoggedIn ? "ログイン中" : "ログアウト中";
console.log(message);
// ログイン中

年齢によって大人か子どもかを判断する

const age = 17;
const category = age >= 18 ? "大人" : "子ども";
console.log(category);
// 子ども

条件でスタイルのクラス名を変える（Web開発でよくある例）

const isActive = false;
const className = isActive ? "active" : "inactive";
console.log(className);
// inactive

✅ 練習のコツ

• if/else文で書ける簡単な条件を 三項演算子に書き換える練習 をすると身につきやすいです。
• 代入やreturnとセットで使うと便利。
• 複雑な処理になったら if文に戻すのが読みやすさのコツ。

✅ まとめ（三項演算子）

• 三項演算子は、条件式を ? と : で分けて、if文の代わりに使える短い記法。
• 条件 ? 真 : 偽 の形。
• 書きすぎると読みにくくなるので、シンプルな条件分岐にだけ使うのがおすすめ。