✅ alias コマンドの使い方

🔹 alias とは

alias は、長いコマンドやよく使うコマンドに短い別名をつけるための機能です。

一度登録しておけば、簡単な文字列で複雑なコマンドを実行できるようになります。

🔹 基本の使い方

alias 別名='コマンド'

例：

alias gs='git status'

これで、gs と入力するだけで git status が実行されます。

🔹 登録済みの alias を確認する

alias

現在設定されている alias 一覧が表示されます。

🔹 alias を一時的に解除する

unalias 別名

例：

unalias gs

そのセッション中だけ gs の alias を削除します。

🔹 永続的に alias を使う方法

ターミナルを閉じると alias は消えてしまいます。
常に使えるようにするには、以下のような設定ファイルに記述しておきましょう。

• bash を使っている場合： ~/.bashrc または ~/.bash_profile
• zsh を使っている場合： ~/.zshrc

例（zsh の場合）：

echo "alias gs='git status'" >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

解説: aliasをzshrcファイルに書き込んでから、sourceコマンドで反映しています

🔹 aliasコマンドのよくある用途

• 長くて覚えにくいコマンドを短縮したいとき
• よく使う Git コマンドや ls オプションを素早く実行したいとき
• 作業効率を上げたいとき