✅ df コマンドの使い方
🔹 df とは
df は、ディスク(ファイルシステム)の使用状況を確認するコマンドです。
ハードディスクやSSDなどのストレージがどれくらい使われているかを確認したいときに使います。
🔹 基本の使い方
df
→ 各ファイルシステムの使用量がバイト単位で表示されます。
🔹 よく使うオプション
◾ 読みやすい単位で表示(推奨)
df -h
- -h: human-readable(GB/MBなどで表示)
例:
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 50G 30G 20G 60% /
◾ 特定のディレクトリだけ表示
df -h /home
→ /home が属しているファイルシステムの使用状況だけを表示します。
🔹 よくある用途
- ディスク容量がいっぱいになっていないか確認したいとき
- 特定のディレクトリやマウントポイントの空き容量を調べたいとき
- サーバやローカルマシンのストレージ監視をしたいとき
🔹 補足
- df は「ディスクの空き容量(disk free)」の略です。
- より詳しいファイル・ディレクトリ単位での容量確認には du コマンドを使います(例:du -sh ディレクトリ名)