✅ free コマンドの使い方
🔹 free とは
free は、メモリとスワップ領域の使用状況を表示するコマンドです。
RAM(実メモリ)やスワップ(仮想メモリ)の「合計・使用中・空き・キャッシュ」などを一目で確認できます。
🔹 基本の使い方
free
→ 単位はバイト(B)で表示されるため、見づらいです。
🔹 よく使うオプション
◾ 人間に読みやすく(おすすめ)
free -h
- -h: human-readable(KB/MB/GB などで表示)
🔹 表の見方(重要)
- total: 総メモリ容量
- used: 使用中メモリ(= free 以外)
- free: 完全に空いているメモリ
- buff/cache: バッファやキャッシュに使われているが、必要なら開放可能なメモリ
- available: アプリが新たに使えるメモリ(free + 一部の buff/cache)
🔹 よくある用途
- システムのメモリ消費状況を確認したいとき
- サーバが重い・アプリが落ちるなどの原因調査
- メモリ不足でスワップが多用されていないかの確認
🔹 補足
- top や htop でもリアルタイムでメモリ状況が確認できます
- free -m(MB表示)や free -g(GB表示)もあります