✅ history コマンドの使い方
🔹 history とは
history は、これまでに実行したコマンドの履歴を表示する コマンドです。
過去に使ったコマンドを確認したり、再実行したりするのに便利です。
🔹 基本の使い方
history
- ターミナルで実行したコマンドの一覧が表示されます。
- 各行に番号が振られており、指定して再実行することもできます。

🔹 よく使うパターン
◾ 特定の履歴を再実行する(! 番号)
!100

◾ 直前のコマンドを再実行する
!!

◾ 特定の文字列で始まる最後のコマンドを再実行
!git

- 最後に使った git で始まるコマンドを再実行します。
◾ 履歴をファイルに保存(通常は自動)
コマンド履歴は .bash_history や .zsh_history に保存されます。
cat ~/.bash_history
cat ~/.zsh_history
- ターミナルの種類によってファイルが異なります(bash または zsh)。

解説: zsh_historyの後ろから5行を表示しています
🔹 注意点
- セキュリティ的にパスワードなどを直接コマンドに書いた場合、それも履歴に残るので注意しましょう。
- .bash_history や .zsh_history はログアウト時に書き込まれることが多いです。
🔹 historyコマンドのよくある用途
- 「前に使ったあのコマンド何だっけ?」というときの確認
- 長いコマンドをもう一度再実行したいとき