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Linux入門: pwd

Linux入門: pwd

2025/05/11

✅ pwd コマンドの使い方

🔹 pwd とは

pwd は、現在自分がいるディレクトリ(カレントディレクトリ)の絶対パスを表示する コマンドです。

「print working directory(作業中のディレクトリを表示)」の略です。

どこで作業しているか迷子になったときに、現在地を確認するためによく使います。

🔹 基本の使い方

pwd
  • これだけでOK!
  • 今いるディレクトリのパス(例: /home/user/projects)が表示されます。

image

🔹 よく使うパターン

◾ シンプルに現在地を確認したいとき

pwd
  • スクリプト内でも、途中で現在地を確認するために使われることがあります。

◾ コマンドと組み合わせて使う(応用)

例えば、現在地を確認しながらファイル一覧を取りたい場合:

pwd && ls
  • 今いる場所を表示して、その後すぐにそのディレクトリのファイル一覧を表示できます。

&&は、直前のコマンドが成功した場合にのみ次のコマンドを実行する演算子です。

image

🔹 注意点

  • pwd が出力するのは絶対パスです。
    • 例: /home/user/documents
  • シンボリックリンクをたどらずに物理パスを表示したい場合は pwd -P を使います。

🔹 よくある用途

  • 今どのディレクトリで作業しているのか確認したいとき
  • スクリプト実行時にログとしてカレントディレクトリを記録したいとき
  • ディレクトリを移動したあと、ちゃんと移動できたか確かめたいとき
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