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Linux入門: rm

Linux入門: rm

2025/05/11

✅ rm コマンドの使い方

🔹 rm とは

rm は、ファイルやディレクトリを削除する コマンドです。

「remove」の略で、指定したファイルやディレクトリを完全に削除します。

削除されたファイルはゴミ箱に入らず、直接永続的に削除されるので注意が必要です。

🔹 基本の使い方

rm ファイル名

rm test.txt
  • test.txt というファイルが削除されます。
  • 削除されたファイルは元に戻せません。

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🔹 よく使うパターン

◾ 複数のファイルを削除したい場合

rm file1.txt file2.txt file3.txt
  • 複数のファイルを一度に削除できます。

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◾ ディレクトリごと削除したい場合(-r オプション)

rm -r ディレクトリ名
  • -r オプションを付けることで、ディレクトリ内のすべてのファイルも削除できます。
  • 例: rm -r folder_name

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◾ 削除前に確認したい場合(-i オプション)

rm -i ファイル名
  • ファイル削除前に確認のプロンプトが表示されます。
  • y を押すと削除、n を押すとキャンセルできます。

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◾ 強制的に削除したい場合(-f オプション)

rm -f ファイル名
  • -f(force)オプションを付けることで、確認なしで強制的に削除します。
  • エラーメッセージも表示されません。

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🔹 複数オプションを組み合わせて使う

rm -rf ディレクトリ名
  • -r と -f を組み合わせることで、ディレクトリとその中身を確認なしで強制的に削除できます。
  • 注意して使うことが重要です。

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🔹 注意点

  • rm で削除したファイルやディレクトリは、基本的に復元できません
  • 必要なファイルを誤って削除しないよう、-i オプションを使うなどして慎重に操作してください。
  • 重要なファイルやディレクトリを削除する際には、十分な確認を!

🔹 よくある用途

  • 不要なファイルを整理して削除する場合
  • ディレクトリ内のすべての内容を削除したいとき(例えばプロジェクトをクリーンアップする時)
  • 削除したファイルが本当に不要か確認しながら作業したいとき
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