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Linux入門: sudo: 管理者権限で実行

Linux入門: sudo: 管理者権限で実行

✅ sudo コマンドの使い方

🔹 sudo とは

sudo は「Superuser Do」の略で、管理者権限(root権限)でコマンドを実行するためのコマンドです。

通常のユーザーでは実行できない操作を、一時的に許可されたユーザーとして行えます。

🔹 基本の使い方

sudo コマンド

例:

sudo apt update

→ パッケージの更新を root 権限で実行します。

🔹 よく使うパターン

  • ファイルの所有者・パーミッションの変更
sudo chown user file.txt
  • システムの設定ファイルの編集
sudo nano /etc/hosts
  • ソフトウェアのインストール・更新
sudo apt install git
  • 再起動やシャットダウン
sudo reboot
sudo shutdown now

🔹 よくあるエラーと対処

◾ ユーザー名 is not in the sudoers file

→ ユーザーが sudo 権限を持っていません。管理者に権限追加を依頼する必要があります。

◾ command not found

→ sudo 自体は成功していても、指定したコマンドが存在しない可能性があります。

🔹 パスワードの入力

suo を実行すると、初回はパスワードを求められます。
入力しても文字は表示されませんが、問題ありません。

🔹 一時的に root シェルを使いたいとき

sudo -i

→ root ユーザーとしてログインした状態に切り替わります。終了するときは exit。

🔹 注意点

  • sudo を使うとシステムの重要部分にもアクセス可能なため、操作を誤ると致命的なトラブルに繋がります
  • よくわからない状態で sudo rm -rf / のようなコマンドを実行すると、システムが破壊されます。
  • 常に「これは本当に必要か?」と考えてから実行しましょう。

🔹 補足

  • sudo を使わなくても root 権限が必要な操作をすると、Permission denied エラーが出ます。
  • 権限の設定は /etc/sudoers で管理されています(直接編集せず、visudo コマンドを使うのが安全)。
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