✅ touch コマンドの使い方
🔹 touch とは
touch は、空のファイルを作成する コマンドです。
また、すでに存在するファイルの更新日時を変更する 役割も持っています。
ファイルが存在しない場合は新しく作成し、存在する場合は中身を変更せずに「アクセス日時」と「更新日時」だけを更新します。
🔹 基本の使い方
touch ファイル名
例
touch index.html
- index.html という名前のファイルが存在しなければ新規作成
- 存在していれば、更新日時だけが新しくなります

🔹 よく使うパターン
◾ 複数のファイルを一度に作成したい場合
touch file1.txt file2.txt file3.txt

複数のファイルをまとめて作成できます。
すでに存在するファイルがあれば、そのファイルの更新日時だけが変更されます。
◾ ディレクトリを指定してファイルを作成したい場合
touch ./folder/sample.txt

- folder ディレクトリ内に sample.txt を作成します。
- ただし、folder が存在しない場合はエラーになります。(ディレクトリは自動作成されません)
🔹 注意点
- ファイルの中身は空のままです(自動的に内容は入りません)
- 存在するファイルに対して使ってもデータは上書きされません(安心)
🔹 よくある用途
- プロジェクトの初期化時に、空の設定ファイルやテンプレートを用意するとき
- 「とりあえずファイルだけ作っておきたい」とき
- スクリプトやシェル作成時に、一時的なファイルを素早く作りたいとき