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Linux入門: uptime: システム稼働時間表示

Linux入門: uptime: システム稼働時間表示

✅ uptime コマンドの使い方

🔹 uptime とは

uptime は、システムが最後に起動してからどれくらい経過したかを表示するコマンドです。

同時に、現在の時刻・ログインユーザー数・平均負荷(Load Average) も確認できます。

🔹 基本の使い方

uptime

実行例:

14:21:05 up 3 days, 5:42, 2 users, load average: 0.12, 0.09, 0.05

🔹 表示の意味

  • 14:21:05: 現在の時刻
  • up 3 days, 5:42: システムが起動してからの経過時間(3日と5時間42分)
  • 2 users: 現在ログインしているユーザー数
  • load average: 1分 / 5分 / 15分間の平均負荷

🔹 Load Average(平均負荷)とは?

  • 数値は CPUの混雑度合い を示します
  • 1.00 = 論理CPUコア1つ分の使用率100%
    • 例:CPUが4コアのマシンで load average: 4.00 → ちょうど100%使用中
    • load average: 8.00 → CPU過負荷状態

🔹 よくある用途

  • サーバの 稼働時間(安定運用されているか) をチェック
  • 複数人で使っているPCやサーバの ユーザー数確認
  • システムに負荷がかかっていないかの 簡易モニタリング

🔹 補足

  • より詳細な負荷情報が欲しい場合は top, htop, vmstat などと併用します
  • シェルスクリプトで自動監視する際にも uptime の出力は便利です
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