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Linux入門: wc: 行数・単語数カウント

Linux入門: wc: 行数・単語数カウント

✅ wc コマンドの使い方

🔹 wc とは

wc は、ファイルの行数、単語数、文字数などをカウントするコマンドです。

テキストファイルやコマンドの出力結果を解析し、各種情報を取得できます。

🔹 基本の使い方

wc ファイル名

例:

wc example.txt

ファイル example.txt の行数、単語数、文字数を表示します。

🔹 よく使うオプション

  • -l:行数を表示 wc -l example.txt

markdown Copy Edit example.txt の行数のみを表示します。

  • -w:単語数を表示 wc -w example.txt

markdown Copy Edit example.txt の単語数のみを表示します。

  • -c:バイト数(文字数)を表示 wc -c example.txt

markdown Copy Edit example.txt のバイト数のみを表示します。

  • -m:文字数を表示(バイト数ではなく、マルチバイト文字を考慮) wc -m example.txt

markdown Copy Edit example.txt の文字数を表示します(日本語を含む場合などに便利)。

🔹 複数ファイルのカウント

wc file1.txt file2.txt

複数のファイルを指定すると、各ファイルごとの行数、単語数、文字数が表示され、最後に合計値も表示されます。

🔹 パイプとの組み合わせ

cat example.txt | wc -l

example.txt の行数を、cat コマンドで表示した内容に対してカウントできます。

grep "TODO" *.txt | wc -w

TODO を含む行の単語数をカウントします。

🔹 よくある用途

  • ログファイルの行数を調べたいとき
  • テキストの単語数や文字数をカウントしたいとき
  • コマンドの出力結果をフィルタリングしてカウントしたいとき
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