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データ構造とアルゴリズムの勉強手順
🔰 概要
データ構造とアルゴリズムの基本的な勉強は、どこかで必要になります。
主に以下の2つのシーンで役立つことが多いです。
- コーディング試験対策（メイン）
- 実務シーン（基本的な部分は前提知識として知っていることが求められる）
✅ データ構造とアルゴリズムの勉強手順
STEP1: インプットするリソースを選んで読む
- 基本的なデータ構造
- ソート
- 探索方法
- 計算量
こういった基本的なデータ構造とアルゴリズムに関する知識がのっている本です。
データ構造とアルゴリズムも勉強を深めようとしすぎると学習コストが非常にかかるため、上に挙げている書籍で十分です。
さらに高度なデータ構造とアルゴリズムが必要になった際には、その際にさらにリソースを追加して勉強すれば問題ありません。
また、アウトプットベースでコードを書いていることで定着する知識なども多いため、入門フェーズではあまり深い部分にこだわりすぎないことがおすすめです。
STEP2: 真似をして何回か書いてみる
書籍を読んでから、vscodeなどのエディタで参考例として出ているコードを意味を確認しながら書いてみるのがおすすめです。
実際に1から書いて意味を理解しながら真似をすることが重要です。
STEP3: コーディング試験対策の問題を解く
データ構造とアルゴリズムの基本的な勉強や知識がインプットでき次第、実際にコーディング試験対策の問題を解いていくなどをしていくのがおすすめです。
基本的に自分でデータ構造を用意してアルゴリズムを考えて解いていくような問題は少ないのですが、組み込みの関数(sortなど)などを使う際にも、基本的なデータ構造とアルゴリズムの知識がインプットされていると行っている処理が理解しやすくなります。
✅ データ構造とアルゴリズムの勉強のコツ
「なんとなく知っておく」にメインフォーカスを当てる
繰り返しになりますが、データ構造とアルゴリズムは本当に基本的な部分だけインプットを行って、「なんとなくの雰囲気」を掴むことが非常に重要になります。
深めようとしすぎると時間がかかり過ぎてしまうため、一旦少し勉強に時間を使って、簡単に概要を掴んでおいてから実務のコードなどで必要になった際に適宜さらに深めていくことが重要です。
コーディング試験対策の勉強と一緒に行う
何かしらのアウトプットがあると定着しやすいため、コーディング試験の問題演習を行いながら取り組むのがおすすめです。
例)
- 1日2.5時間をコーディング試験対策とデータ構造とアルゴリズムに時間を割く
- 1時間: インプット(データ構造とアルゴリズムの本を読んで真似して書いてみる)
- 1.5時間: コーディング試験問題を解く
✅ 目安の勉強期間
- 2週間~3週間の幅で、1日1~3時間程度
✅ 具体的なアクション
- リソースを1つチョイス
- 期間と1日に使う時間を決めて取り掛かる
- コーディング試験の問題演習と同時並行で行う