オッス、おらまんじ!
ということで今回はフリーランスエンジニアを1年ぐらいしてから、フリーランスエージェント抜いて直接契約&単価交渉して、フリーランスエンジニアレベルが上がった頃のお話でも書きたいと思います。
フリーランスエンジニアやる予定とか、既にやってる人は多少参考になるかもしれません。
ドバイからフルリモートで駆け出しフリーランスエンジニアをしてた頃のお話
フリーランスエンジニアでちょうど1年ぐらい稼働している頃で、その前から「フリーランスエージェントいらねーよな!?」と思い始めていました。
理由が3つ。
この頃から、いわゆる「ヴァリュ〜」がエージェントから全く出ていない状態だなと思っていました。
なので、「これはいらねーなー」と思ったのと、なんやかんやで稼働している企業(ぼくを評価する人)と信用みたいなものもできていたり、ちょうど単価交渉とかをしたい時期でもあったので仲介を消し去ることに決めました。
「エージェント経由ではなくて直接契約にしたいのと、時給4000~4500円ぐらいの幅にできますか?」みたいなことをもっと丁寧に書いてSlackでぼくへの報酬を決められる人にポチッと送信しました。
そんで、軽く面談して「まあ、いいぜ!」ってことになったので、エージェントの仲介を抜いて時給が3000円→4400円(税込)へとアップしました。
なので、この時期ぐらいにこんぐらいの収入レンジになりました。
「実務経験11ヶ月インターン + Java研修2ヶ月 + フリーランス稼働1年」で、この収入レンジ帯に持ってこれるのはわりと早いほうなんじゃね?と個人的には思ってます。
実際どうなのかは分からないですけど。。。
あとちなみに自分への評価みたいなのは、こんな感じでした。
開発スピードはいつも早いし、飲み会とかもちょいちょい来てくれるし、Google出身エンジニアさんに聞いたところ申し分ないとのことでした
結局のところ、わざわざこういう機会とかなくても、普通にリアルでコミュニケーションとか取ってると大体分かってはいたんで「アザッス、そうっすよね!」みたいなのが個人的な感想でした。
ただなんていうか育ててもらったんで本当に心から感謝してるってのはあるのと、そういう経験(高田馬場ベンチャー社長の時もそう)ってのは案外ずっと心に残り続けるもんなのかなって思ってます。
(単価交渉はするけど。これがテイカーなのか!?)
基本的には案件見つけたらその後はバリュー皆無になる傾向にあるんですけど、マージン率ぐらいの報酬は意外と誤差というのもあるので、ここは結構難しいところな気もします。
ただ実際問題、Xとかでもチラホラみるのが「最初繋いでもらってからその後になんもしてもらってないのにずっとマージン取られるのはヤダ」みたいな感想はチラホラ見るところです。
ぶっちゃけたところ仲介してもらって案件探しても、自分1人で探しても見つかる案件とかに差は基本的にはないというのは実際問題あります。
フリーランスエンジニアの案件獲得なんてのは、どっかの会社にただバイト応募するのとほぼ同じです。
ぼく「すいません、時給4000円で働きたいッス!」
会社「いいぞ」
まじでただこれだけです。
なので、フリーランスエージェントはいらないっちゃいらないとも言えるものの、、、マージン率ぐらいは誤差じゃね?っていう考え方もあります。
今の時代SNSとかネットとかいろいろあるんでいろいろ目がいきがちなんですけど、ソフトウェアエンジニアで労働収入を増やすことにおいてのセンターピンは「自分を評価する上司から認められること」です。
ぼく自身別に意識はしてなかったんですけど、高田馬場ベンチャーの頃もそうで、「この人についていったら、なんか悪くはならなさそう」っていうフィーリングになんとなく合わせていってら、まあ良いんじゃね?みたいな結果を得られることが多かったです。
今回のフリーランスで直接契約&単価交渉とかも、目の前のことを必死こいてなんとかやって、結果的に上司に認められたりそれを通して自分の実装力とかも向上したってのがあります。
なので、まず労働収入を上げるってことにおいて言うと、「目の前のことを必死こいてやって強めな上司に結果的に認められる」とかが大事なんじゃね?とかは結構思うというかぼくはそれを信じています。
会社ってのはフリーランスエンジニアが市場相場をふまえて報酬に見合うバリュー(価値、それ相応の労働力)を出せているから報酬を支払うというのがあります。
ぼく自身、ここをフル無視している人は今まで結構な数見てきていたりします。
相手の需要を満たすから(バリューを出すから)、その結果として対価を受け取れる、という部分を無視していても結果的にうまくかなくて自分で後始末をすることになるというのはフリーランスしてて学んだことの1つだったりします。
ここを分かっていない人は、クソガキでもおぢでもおばでも、男でも女でも、わりといるなってのは思いました。
逆もまた然りで、20歳のクソガキピチピチエンジニアでもそこを無意識的に分かっている人なんかは、
価値提供する -> 報酬を受け取る -> さらに価値提供する -> さらに報酬を受け取る
という無限ループにいて、とんでもない勢いで成長していってただ年だけ取った老害たちを追い抜いていきます。
労働とビジネスでお金を稼ぐっていう側面においては、「まず価値(相手が求めているもの)を提供して、その対価として報酬をもらう」ってのがかなり基本になるんで、バリューを出すしか道はありません。
「相手から見て自分は手段(目的達成のための道具)となれているのか?」という部分です。
直接契約して単価交渉したおーってお話でした。
技術力というよりかは、技術力をベースにしたソフトウェアエンジニア労働市場での感覚みたいなところが、ここでわりと向上しました。
ソフトウェアエンジニアしてると技術力のほうにだけ目がいきがちというか人によってはそれがある種の逃げてきなほうにいきがちですが、こういう市場感というかソフトウェアエンジニアのさらにベースとなる資本主義ルールっぽいほうは思い出したいところだなとは思いました。まる。